黄金の月 草の露に幾万も昇り

コミケット80お疲れ様でした。いやあ暑かった。
カーリマンとなるべく会場内でもスーツで活動しておりましたが，もう着てても着てなくてもおんなじじゃねーのという暑さでしたね。ただしスラックスはズボンの中でも特に薄手なので暑くても意外と快適。
それにしても，駅や街中ならスーツで移動しても目立たないだろうと思っていたのですが，今やみーんな，上着を持ってすらいない。ジャケットを着てるとかえって目立つという……クールビズめ！すごい！

それはさておき，そろそろ例大祭SP2ですね。
サービスパック2だかセキュリティポリス2だかサンパウロ2だかサオプラペーッソンだか。

弊社スペースはお-20aです。
なんだろう……お無礼？オニオン？鬼丸？YAIBA？

残念かつ恥ずかしながら，どうにもこうにも新刊出せなさそうです。
ようやくアイディアが浮かんだのでなんとかならないかと頑張ってはいるのですが，まあ，間に合わないのではないかなあ……という見通し。　もはや毎度のこととはいえ，申し訳ないです……。
既刊の『KAｍPfPAnzer』は持って行きます。あと例のメモ帖も一応。(流石にもう持って行かなくてもいいかなあ……という気もするけど)
こういうときって，せめて色紙とかでも描いて持って行ったほうがいいのかなあ。などとも思うのですが，どうも自分の印刷物でない絵を単体で売ったりあげたりというのは慣れなくて……値段設定も決めかねるし。

コピー本すら中止してペーパーを作れるほど諦めもよくないというのが，これまた悪いクセでして……。
あー！どうしたものか。


コミケ後も少し東京にとどまっていたので，その時行けばよかったものを，行かなかったことを大変後悔しまして，今 敏 回顧展｢千年の土産｣の最終日に，徹夜明けの勢いで衝動的に行ってしまいました。
行ってよかった。本当に。
イラスト，原画，生原稿，そして映像記録や遺品など，見れてよかったなあ，と思うと同時に，見ることになる機会というのが，こんな機会とは……と，なんとも言えない複雑な気持ち。
今監督の残したものに感謝すると同時に，そのぶんだけ，今監督がいない，ということの損失もまだ偉大なくらい重く感じられて，いたたまれない。
もう1年も経つのか……。